10月22日京都市内ではお昼は時代祭、夜間は鞍馬の火祭が開催されました。
英会話教室の方々とご一緒させて頂きました。一人では中々行く気にはなれませんでしたが思い切って参加させて頂きました。
地下鉄国際会館駅前からタクシーに分乗して20分ほど走り鞍馬街道を北上して貴船口で降ろされました。(交通規制のため)午後6時、それからが大変、山中の登り坂、左手に鞍馬川が流れ、岩に白波が砕けるのが木々を透かして微かな明かりの中に見えました。
1キロほど歩いた頃に民家の灯が見えてきました。祭りのざわめきがきこえてきました。かがり火が勢いよく燃えて火の粉が飛び散っております。
心配した雨模様も治まりお祭り日和になってきました。
歴史的には平安時代(940年)朱雀天皇の命で御所内に祀られていた靫明神を鞍馬の由岐神社に移されることになり村人挙って歓迎の意を鞍馬の河原で松明を燃やして表現したのが始まりなのだそうです。
京都三大奇祭の一つに数えられています。
数百人の人口がこの日だけは10倍以上にも膨れるのですから警察官の数も
想像以上でした。消防車も待機して万全を期しているように思えました。
夜空を染める炎の色を眺めて山里の秋を感じてきました。