京都国立墓物館に行ってきました。
今年3月、「細見美術館 琳派のきらめき」を高島屋グランドホールで見て感激いたしましたが、
今回の国立博物館の「琳派 京を彩る」はスケールも質も
これ以上はないと思うほど豪華なものでした。
目の前で実物を見られる臨場感に打ち震える思いでした。
良いものに出会えた喜びとそれから受けたメッセージのようなものが
心を豊かにしてくれたように思えました。
本阿弥光悦
徳川家康から拝領した洛北鷹峯の地に工芸を家業とする親類縁者を集め、芸術家村を作った。
これが琳派の誕生となった。
刀剣を扱う家に生まれ、書家として、また陶芸や漆芸のディレクターとして活躍した。
俵屋宗達
俵屋という絵屋を経営し扇面や障壁画などを描いて名を知られたという宗達。
豊饒なダイナミズムと記された宗達の画風。
光悦との共演となる「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」は息詰まるような空気を感じる。
草花図(部分) 伊年印(宗達一派…)
国宝 <紅白梅図屏風> 尾形光琳筆
重要文化財 <花籠図> 尾形乾山筆
国宝 <八橋蒔絵螺鈿硯箱> 尾形光琳作
国宝 <舟橋蒔絵硯箱> 本阿弥光悦作